[ar:あやぽんず*、森羅万象]
[ti:純情アルメリア]
[by:洋洋得意]
[al:シンクロ]
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[00:04.53]むせぶ桜眺めて
[00:12.74]流るる「とき」を刻む
[00:21.56]今でも
[00:33.40]横町で見せかけたあなた　目が合うと微笑んで
[00:39.14]気にもかけてねいものと　思っていた　あの日
[00:44.65]吐息も未だ凍るから　冷えた手に話したわ　嗚呼
[00:50.41]花の匂いがするまで　この息も色付く
[00:56.16]偶然と　触れる手に
[00:59.12]落ちた林檎
[01:03.30]冷めた手から　伝わるように
[01:08.60]深い眠りにも醒めた
[01:15.22]燃えるような赤い林檎　私の白い肌
[01:20.04]そう　頬から　染まってく　隠せない裏模様
[01:25.08]目には見えぬ赤い糸　私には斬れない
[01:29.81]ああ　声にも出せぬほど
[01:34.06]色に落ちて
[01:48.19]夢見頬杖絶え間なく　あなたをね　探している
[01:55.07]私のもう半分　嗚呼　嘘だと思いたい
[02:00.84]他愛もなく　買った簪（かんざし）嗚呼
[02:06.65]嗚呼　空言
[02:07.77]それだけなのに　それだけだったのに
[02:13.25]純情な想い
[02:17.99]咲かせ　花吹雪く
[02:20.61]短く揃えた髪も　あなたが望むなら
[02:25.60]伸ばしてもいいなんて
[02:28.60]まるで乙女のように
[02:30.98]路傍の端に咲いている　白色アルメリア
[02:36.69]ああ　小さい花片を
[02:38.93]どうか　気づいてほしい
[02:59.48]目と目があった刹那　世界は動きを止めて
[03:08.73]ほんの少しだけ・・・かりそめの夢をみせて・・・
[03:20.12]嗚呼
[03:22.89]儚い徒桜
[03:42.88]燃え盛るような林檎　万華鏡の如く
[03:47.91]諦めのつけられない
[03:50.66]この気持ちを結ぶ
[03:53.14]雨も空気も時間も私には切れない
[03:58.58]ああ　未熟な果実など　捨ててしまいなさいと
[04:04.96]伸ばした赤い糸は　いずれかもつれるだろう
[04:09.56]宿命の剣で　秘めた想いを断ち切って（本当は望んだ）
[04:18.66]未来永劫　届かない（咲かない桜）
[04:23.60]嗚呼　冬が終わる