[ti:Dullahan]
[ar:VALSHE (バルシェ)]
[al:storyteller III ～THE SCARY STORIES～]
[by:]
[00:00.00]Dullahan - VALSHE (バルシェ)
[00:08.44]词：PUPI
[00:12.06]曲：G'n-
[00:18.33]何処からか また声が聞こえる
[00:26.42]厭に近く それでいて遠い
[00:31.61]綺羅つき濁り 滅裂な豪気
[00:34.67]朽ちかけた体躯と 傲然な頭は
[00:39.02]現に滑稽なほど
[00:40.34]頑とし決して融和しない
[00:43.23]頸に纏わり付く 陰鬱な瘴気は
[00:47.43]主を持て囃し
[00:48.82]顎を開かせ行先を乞う
[00:51.05]"栄華を誇ったあの時代は
[00:55.59]再び此処に訪れる"
[00:59.84]情熱と希望を嘯いた
[01:04.03]然程由は――無い
[01:07.72]嗚呼 体躯が不正に動き出す
[01:14.13]誰も望まない死が
[01:17.92]先に在ると知って貴女を
[01:23.49]誘っていく
[01:24.54]嗚呼 心が軋み喚叫き出す
[01:30.61]誰かが抱いた
[01:33.21]夢と絶望が織り成す泥濘が
[01:40.21]創られていく
[01:50.88]蹄音が 不快に谺する
[01:59.28]行く宛は 唯一つしか無い
[02:04.25]溟い 黯い 底無地獄
[02:07.33]血だらけの両手と 腱の切れた脚は
[02:11.55]その意を解さずに
[02:13.04]其々勝手に暴れだす
[02:15.85]頸に纏わり付く 陰鬱な瘴気が
[02:20.03]嘲笑みを湛えて
[02:21.35]尤もらしく語りかける
[02:23.67]"何時かは貴様が冀う
[02:27.95]軛を解くと神に誓おう"
[02:32.47]幾星霜 周りを見渡せば
[02:36.62]最早誰も――居ない
[02:40.34]嗚呼 貴女を胸に抱き寄せる
[02:46.68]誰も信じない
[02:49.45]希望がその目に強く強く
[02:56.11]輝いている
[02:57.23]嗚呼 私は孰れ霧と為る
[03:03.19]貴女が抱いた夢を
[03:07.26]散散に曳き裂いた後で
[03:13.98]忠誠を誓え 貴様の命は何だ?
[03:18.04]さぁ忠誠を誓え
[03:20.20]一人でも葬えるように
[03:22.47]忠誠を誓え 貴様の命は何だ?
[03:26.38]さぁ忠誠を誓え
[03:28.80]我の顔が振り向く前に
[03:32.00]その声は もう聞こえない
[03:40.15]厭な夢を 見ていただけと
[03:45.44]いウノカ?