[ar:こはならむ]
[ti:我边哭边唱《あの夏が飽和する。2020ver（那个夏天已然饱和）》 (Kohana Lam)]
[by:Amekir]
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[00:00.48]こはならむ - あの夏が飽和する
[00:03.91]作詞：カンザキイオリ
[00:06.69]作曲：カンザキイオリ
[00:10.52]昨日人を殺したんだ
[00:12.99]君はそう言っていた
[00:15.83]梅雨時ずぶ濡れのまんま
[00:17.83]部屋の前で泣いていた
[00:21.00]夏が始まった
[00:22.35]ばかりというのに
[00:23.77]君はひどく震えていた
[00:26.16]そんな話で始まる
[00:28.43]あの夏の日の記憶だ
[00:50.41]殺したのは隣の席の
[00:52.78]いつも虐めてくるアイツ
[00:55.36]もう嫌になって
[00:56.88]肩を突き飛ばして
[00:58.32]打ち所が悪かったんだ
[01:00.97]もうここには
[01:02.08]居られないと思うし
[01:03.76]どっか遠い
[01:04.61]とこで死んでくるよ
[01:06.42]そんな君に僕は言った
[01:08.64]それじゃ僕も連れてって
[01:11.72]財布を持ってナイフを持って
[01:14.37]携帯ゲームもカバンに詰めて
[01:17.03]いらないものは
[01:19.17]全部壊していこう
[01:22.30]あの写真もあの日記も
[01:25.04]今となっちゃもういらないさ
[01:27.56]人殺しとダメ人間の
[01:31.52]君と僕の旅だ
[01:38.42]そして僕らは逃げ出した
[01:40.71]この狭い狭いこの世界から
[01:43.74]家族もクラスの奴らも
[01:45.83]何もかも全部捨てて
[01:47.81]君と二人で
[01:49.14]遠い遠い誰もいない場所で
[01:51.67]二人で死のうよ
[01:53.77]もうこの世界に
[01:55.40]価値などないよ
[01:56.47]人殺しなんてそこら中
[01:58.42]湧いてるじゃんか
[01:59.86]君は何も悪くないよ
[02:02.55]君は何も悪くないよ
[02:21.27]結局僕ら
[02:22.41]誰にも愛されたことなど
[02:24.60]無かったんだ
[02:25.91]そんな嫌な共通点で
[02:28.49]僕らは簡単に信じあってきた
[02:31.84]君の手を握った時
[02:33.86]微かな震えも
[02:35.11]既に無くなっていて
[02:37.21]誰にも縛られないで
[02:39.19]二人線路の上を歩いた
[02:42.35]金を盗んで二人で逃げて
[02:44.99]どこにも行ける気がしたんだ
[02:47.70]今更怖いものは
[02:50.82]僕らにはなかったんだ
[02:53.10]額の汗も落ちたメガネも
[02:55.69]今となっちゃどうでもいいさ
[02:58.13]あぶれ者の小さな
[03:02.15]逃避行の旅だ
[03:09.14]いつか夢見た優しくて
[03:11.36]誰にも好かれる主人公なら
[03:14.51]汚くなった僕たちも
[03:16.43]見捨てずにちゃんと
[03:17.83]救ってくれるのかな
[03:19.73]そんな夢なら捨てたよ
[03:21.82]だって現実を見ろよ？
[03:23.72]シアワセの四文字
[03:25.89]なんてなかった
[03:27.18]今までの人生で
[03:28.63]思い知ったじゃないか
[03:30.53]自分は何も悪くねえと
[03:33.13]誰もがきっと思ってる
[03:51.59]あても無く
[03:52.54]彷徨う蝉の群れに
[03:54.40]水も無くなり
[03:55.57]揺れ出す視界に
[03:57.08]迫り狂う鬼たちの怒号に
[03:59.74]バカみたいにはしゃぎあい
[04:01.58]ふと君はナイフをとった
[04:03.66]君が今までそばにいたから
[04:06.17]ここまでこれたんだ
[04:07.93]だからもういいよ
[04:09.36]もういいよ
[04:10.30]死ぬのは私一人でいいよ
[04:22.40]そして君は首を切った
[04:24.72]まるで何かの映画の
[04:26.52]ワンシーンだ
[04:27.87]白昼夢を見ている気がした
[04:30.50]気づけば僕は捕まって
[04:33.11]君がどこにも
[04:34.31]見つからなくって
[04:35.83]君だけがどこにもいなくって
[04:38.49]そして時は過ぎていった
[04:40.73]ただ暑い暑い日が過ぎてった
[04:43.69]家族もクラスの奴らも
[04:45.70]いるのに
[04:46.41]なぜか君だけは
[04:47.72]どこにもいない
[04:49.10]あの夏の日を思い出す
[04:51.50]僕は今も今でも歌ってる
[04:54.35]君をずっと探しているんだ
[04:57.03]君に言いたいことがあるんだ
[04:59.71]九月の終わりにくしゃみして
[05:02.25]六月の匂いを繰り返す
[05:04.90]君の笑顔は 君の無邪気さは
[05:07.74]頭の中を飽和している
[05:10.46]誰も何も悪くないよ
[05:13.11]君は何も悪くはないから
[05:15.74]もういいよ
[05:16.78]投げ出してしまおう
[05:18.41]そう言って
[05:19.39]欲しかったのだろう なあ