LRC歌词


[ar:あよ]
[ti:虚像とプラクティカル]
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[00:15.62]朝起きて目が覚める
[00:17.23]そんなことを何度繰り返してきたんだろう
[00:19.65]何も変わらない針の音には
[00:21.17]呆れという感情がお似合いだ
[00:24.62]紫外線から逃げ出したまま
[00:26.03]追われて隠れるように
[00:27.18]箱の中で本を読んでいた
[00:29.35]知らないことだらけの地平線
[00:31.53]行ってみたいなんて思ったこともなかった
[00:34.50]それなのに強がりで弱虫な脳味噌は煩い
[00:37.53]甘ったるい言葉が土砂降りのように跳ねる
[00:41.24]きっと昨日もらったメロンのせいだ
[00:43.29]コーヒーを飲み干す
[00:45.46]底に残った苦い粉が現実ってやつらしい
[00:48.24]怖いことなんてない
[00:50.06]でも全部怖い
[00:52.03]カーテンを閉めて電気を消した
[00:54.32]苦い粉は何処かへ捨てられてしまったようだ
[00:57.65]暗い部屋の中で
[01:03.76]描く
[01:04.92]あまねく魚になって
[01:06.69]飛び交う雲かき分けて
[01:08.15]ここではない どこかへ行けたら
[01:12.09]ガラクタの山の中で 錆びてく夢を抱いて
[01:17.03]ずっと願う
[01:19.35]本をひらけば ほらね
[01:21.17]ドルフィンリングをくぐって
[01:23.29]連れ出してよ どこまでも
[01:26.94]何千回繰り返して 何万回すり減らして
[01:29.71]仰ぐ、世界
[01:40.87]青く澄み渡る空は
[01:42.38]四角い目で私を睨んでくる
[01:44.20]鋭利な笑い声が動けない身体を
[01:46.47]少しずつ抉っていった
[01:48.00]声にならない声は、ただただ黙殺された
[01:52.18]何も知らないくせに 何も知らないくせに
[01:54.80]ひとりぼっちの
[01:57.59]抜け殼が散らばっていく
[02:02.14]騙し合ってく
[02:04.72]虚像とプラクティカル
[02:09.61]そしてすべてが、透明になっていく……
[02:12.89]暗く波打つ影
[02:18.10]レンズの裏
[02:19.46]誰も知らないまま
[02:25.27]落ちる
[02:27.14]獰猛な獣になって
[02:28.55]ツギハギの皮を裂いて
[02:30.32]思いのまま 走っていけたら
[02:33.91]逆流する回路へ 鈍ってくコンパス持って
[02:37.60]ずっと進む
[02:40.97]本をひらけばほらね
[02:42.79]虹の天井をくぐって
[02:44.56]吸い込むように どこへだって
[02:48.22]存在感探し回って
[02:49.84]もう何度も逃れたくって
[02:51.55]遠く 叫んだ
[03:01.69]見つけて
[03:09.13]凍りついた
[03:10.13]細胞の
[03:11.85]ガラスはひび割れてく
[03:13.67]奪い合った
[03:16.42]掌の
[03:17.48]脈動を聞かせて
[03:20.56](聞かせて……)
[03:29.16]積み上げた雫が
[03:38.64]弾ける
[03:39.86]数多の色彩だって
[03:41.37]表せないグラデーション
[03:43.39]そんな世界で
[03:44.65]生き続けていく
[03:46.82]ガラクタは刃になって
[03:48.54]錆びつく私にじっと
[03:50.01]牙をむいたんだ
[03:53.12]憧れに目を背けて
[03:54.71]抗うのは何故だろう
[03:56.88]こんなに美しい
[04:01.22]目の前にある世界は
[04:02.98]世界を生み出す世界だ
[04:04.60]空は、青く
[04:08.28]連なる錆びた微熱が
[04:10.24]オルゴールの針を揺らした
[04:11.65]仰ぐ、世界

文本歌词


朝起きて目が覚める
そんなことを何度繰り返してきたんだろう
何も変わらない針の音には
呆れという感情がお似合いだ
紫外線から逃げ出したまま
追われて隠れるように
箱の中で本を読んでいた
知らないことだらけの地平線
行ってみたいなんて思ったこともなかった
それなのに強がりで弱虫な脳味噌は煩い
甘ったるい言葉が土砂降りのように跳ねる
きっと昨日もらったメロンのせいだ
コーヒーを飲み干す
底に残った苦い粉が現実ってやつらしい
怖いことなんてない
でも全部怖い
カーテンを閉めて電気を消した
苦い粉は何処かへ捨てられてしまったようだ
暗い部屋の中で
描く
あまねく魚になって
飛び交う雲かき分けて
ここではない どこかへ行けたら
ガラクタの山の中で 錆びてく夢を抱いて
ずっと願う
本をひらけば ほらね
ドルフィンリングをくぐって
連れ出してよ どこまでも
何千回繰り返して 何万回すり減らして
仰ぐ、世界
青く澄み渡る空は
四角い目で私を睨んでくる
鋭利な笑い声が動けない身体を
少しずつ抉っていった
声にならない声は、ただただ黙殺された
何も知らないくせに 何も知らないくせに
ひとりぼっちの
抜け殼が散らばっていく
騙し合ってく
虚像とプラクティカル
そしてすべてが、透明になっていく……
暗く波打つ影
レンズの裏
誰も知らないまま
落ちる
獰猛な獣になって
ツギハギの皮を裂いて
思いのまま 走っていけたら
逆流する回路へ 鈍ってくコンパス持って
ずっと進む
本をひらけばほらね
虹の天井をくぐって
吸い込むように どこへだって
存在感探し回って
もう何度も逃れたくって
遠く 叫んだ
見つけて
凍りついた
細胞の
ガラスはひび割れてく
奪い合った
掌の
脈動を聞かせて
(聞かせて……)
積み上げた雫が
弾ける
数多の色彩だって
表せないグラデーション
そんな世界で
生き続けていく
ガラクタは刃になって
錆びつく私にじっと
牙をむいたんだ
憧れに目を背けて
抗うのは何故だろう
こんなに美しい
目の前にある世界は
世界を生み出す世界だ
空は、青く
連なる錆びた微熱が
オルゴールの針を揺らした
仰ぐ、世界

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