[ar:アゲハ蝶]
[ti:Morfonica]
[by:]
[al:]
[sign:]
[qq:]
[total:280790]
[offset:0]
[00:07.79]ヒラリヒラリと舞い遊ぶように
[00:10.90]姿見せたアゲハ蝶
[00:13.44]夏の夜の真ん中 月の下
[00:16.90]喜びとしてのイエロー
[00:19.12]憂いを帯びたブルーに
[00:21.80]世の果てに似ている漆黒の羽
[00:45.51]旅人に尋ねてみた
[00:47.82]どこまで行くのかと
[00:49.97]いつになれば終えるのかと
[00:54.04]旅人は答えた
[00:56.05]終わりなどはないさ
[00:58.15]終わらせることはできるけど
[01:02.55]そう じゃあ
[01:04.35]お気をつけてと見送ったのはずっと前で
[01:10.81]ここに未だ還らない
[01:14.54]彼が僕自身だと気づいたのは
[01:18.36]今更になってだった
[01:21.78]あなたに逢えた
[01:23.78]それだけでよかった
[01:25.33]世界に光が満ちた
[01:27.98]夢で逢えるだけでよかったのに
[01:31.53]愛されたいと願ってしまった
[01:33.68]世界が表情を変えた
[01:36.18]世の果てでは空と海が交じる
[01:59.94]詩人がたった
[02:01.04]ひとひらの言の葉に込めた
[02:04.45]意味をついに知ることはない
[02:08.58]そう それは友に
[02:10.48]できるならあなたに
[02:12.65]届けばいいと思う
[02:17.11]もしこれが戯曲なら
[02:20.70]なんてひどいストーリーだろう
[02:25.16]進むことも戻ることもできずに
[02:30.16]ただひとり舞台に
[02:32.18]立っているだけなのだから
[02:36.30]あなたが望むのなら
[02:38.75]この身など
[02:39.79]いつでも差し出していい
[02:42.40]降り注ぐ火の粉の盾になろう
[02:46.11]ただそこに一握り残った僕の想いを
[02:50.53]すくい上げて心の隅において
[03:38.87]あなたに逢えた
[03:40.28]それだけでよかった
[03:41.95]世界に光が満ちた
[03:44.53]夢で逢えるだけでよかったのに
[03:48.03]愛されたいと願ってしまった
[03:50.05]世界が表情を変えた
[03:52.73]世の果てでは空と海が交じる
[03:58.32]荒野に咲いたアゲハ蝶
[04:00.47]揺らぐその景色の向こう
[04:03.00]近づくことはできないオアシス
[04:06.67]冷たい水をください
[04:08.82]できたら愛してください
[04:11.41]僕の肩で羽を休めておくれ