MUSICA
常軌を逸した演奏とジャンルにとらわれないスタイルで注目を浴びる5人組ミクスチャーファンクバンド“BREIMEN”。メンバー各々が数多くの有名アーティストのサポートアクトを勤め、その確かな演奏力、独特な歌詞の世界観、セッションを軸としたサウンドセンスのギャップに熱烈なファンを獲得している。 2021年5月にリリースした2ndアルバム『Play time isn’t over』は、ASIAN KUNG-FU GENERATIONの後藤正文氏の私設賞「Apple Vinegar Award」で 特別賞を受賞。そして、2022年5月にはポルノグラフィティ岡野昭仁氏、King Gnu井口理氏のコラボナンバー「MELODY(prod. by BREIMEN)」ではBa&Vo高木祥太が作詞作曲提供、BREIMENメンバーが演奏・編曲を担当。直近行われたワンマンライブはコロナ禍にもかかわらず ソールドアウト、各イベントでも入場規制がかかるなど 「いま聴くべき」2020年代屈指のネクストブレイクアーティストとして急速にその名を広げている。 そんな彼らが注目を浴びる今、満を持して制作された自身の勝負作ともいえる3rdアルバム『FICTION』が7月20日にリリース。今作は、従来のアルバム作りとは異なり、制作面では”リアリティ”をより追求。Ba&Vo高木祥太の心の内にあったものを初期段階からメンバーに共有し、5人での長期に渡る合宿を経てアレンジを話し合い、レコーディングの際には全曲クリックを使わず生楽器やハードウェアにこだわった音録りを実施。 また、今作はシネマティックなテーマに寄り添い、一曲一曲がひとつの映画かのような物語を感じる作品であるとともに、アルバムを通じても一つの物語といえるような、様々な演出が凝らされた作品となっている。もはや音楽という概念を超え、リアルとフェイクが共存するモキュメンタリー『FICTION』を、ぜひその身で感じてほしい。