这是一张绝对令人期待的好作品，继销售全胜专辑《胜诉的新宿舞娘》之后，暂别没有新作品发表的椎名林檎，终于于2001年3月，再度推出久违一年四个月的全新作品《纯洁的深夜》。饶富日本昭和30～40年代曲风走向的《纯洁的深夜》，加上日本著名音乐团体东京SKA-PARADISE交响乐团精湛的编曲，一首彷佛昭和歌谣的未曾体验便在此诞生。当然，林檎式让人朦胧中见真章的文言文歌词世界，在本作品之内依然大展文字游戏。作品整体观来，令人不禁咋舌椎名林檎的勇于度挑全新风格曲风的勇气。 作品中同时收录的“席德与白日梦”更是将百老汇舞台剧曲风精髓完全融入其中，再加上由目前日本屈指配乐大师服部隆之（曾制作本年日本富士高收视率连续剧《HERO》电视配乐）的全力护航，“席德与白日梦”宛如全新作品一般再展现另一新境界。 突然の入籍&おめでた宣言でファンにショックを与えた林檎姫の新作。今までのバンド・サウンドとは異なった{昭和歌謡}的手法によるアプローチが新鮮。 林檎の新曲は、昔の映画で出てくるキャバレーのシーンに合いそうな、レトロな感じ。表題曲には、東京スカパラダイスオーケストラが参加。スカのリズムにホーン・セクションやピアノが賑やかに、そして華麗に弾け、ストレートな林檎の歌と絡む。いつもと違う曲調に戸惑いはあるものの、慣れるとその世界に心酔できる。カップリングは、スウィンギー仕立ての「シドと白昼夢」。そして、ストリングス、ハープ、パンデイロなどの音をあしらったエスニック風味の「愛妻家の朝食」。映画を観終わったあとのような余韻が残る一枚だ。 (清水隆) --- 2001年04月号